2016年12月12日月曜日

K 君へ 2 (To K-kun. 2)

[The text of this post is in Japanese only.]


(写真説明は本文参照)。

K 君

 お宅から貰って、ぶら下げて帰ったモミジが大きく生長し、今年は今月に入ってから、全体に紅葉しました。その写真をご覧に入れたく、この手紙を書いています。左上に緑色の葉が何枚か見えるのは、その下の網状のところから這い上がって絡みついたテッセンで、夏の間たくさん花を咲かせました。

 先日お目にかかった折に、私の日課をお訪ねでしたが、話せば長くなるので、お答えしませんでした。「机に向かってばかりか」とのご想像は、概ね当たっています。机といっても、パソコン机に向かっている時間が多いです。一口にパソコンを使っているといっても、内容は多岐にわたり、これも書けば長くなるので、またの機会にでもします。

 他には、読書(これは書斎机に向かってではなく、古い応接三点セット用の椅子 1 脚とテーブルを書斎に持ち込んであり、そこでしています。書斎は建て替えの時に欲張って 10 畳サイズにしました)、ウォーキング、庭仕事、体操、そして、特にお知らせしたいのは、夕食前の約 30 分間ないし 1 時間、歌を歌っていることです。

 最近私が歌好きになり、昔小・中学校で習ったような歌を歌っていることは、先年 M 君たちと会った折でしたか、貴君にちょっと話しましたね。声楽家・ソプラノ歌手・鮫島有美子の歌声が気に入り、彼女の CD『日本のうたベスト』、『ゴンドラの唄〜日本叙情歌集』、『ゆりかごの歌〜童謡・唱歌集』など(他にも何枚か持っています)に合わせて、1 日に 10 曲あるいはそれ以上歌っています。

 奥様は古いことをよくご記憶だそうですから、貴君も童謡などを奥様と一緒に歌われたらよいのではないかと思い、このことをお伝えする次第です(私は妻と一緒にではなく、書斎で一人で歌っていますが)。

 わが家の近くにある西区役所付属の文化会館・セミナー室で、数年前から毎年「うたごえ喫茶」という催しが開催されていて(参加者は約50名、比較的高齢の女性が大多数)、私はそれに毎回欠かさず参加しています。妻は山へ、私は「うたごえ喫茶」へ。なんだか、わが家の趣味は男女逆のようですね。先日お目にかかった日の 3 日前、11 月 22 日にも、今年のその催しに参加して、大いに歌ってきたばかりでした。

 妻と一緒にしていることといえば、金沢での墓参、年に数回の「かんぽの宿」を利用しての国内旅行、映画鑑賞などです。

 師走の忙しい時期です。お返事は年が明けてからでも、気の向いた時にいただければ幸いです。お元気でよいお年をお迎え下さい。

2016年12月6日
T. T.

前回と今回のブログ記事への注

 K 君は中学時代からの親友である。彼は神戸の高校に就職して間もなく、同僚の先生と大恋愛に陥り結ばれた。その奥さんは、彼自身が臆することなくいうように「頭のよい人」だったが、3 年前頃から、認知症になっている。彼のところには、子が 3 人、孫が 11 人できたが、その子・孫たちを世話する必要がもうなくなって、目標を失ったことが発症の一因ではないかと、K 君は話していた。

 先般 K 君と会った日の前日に、妻と私は神戸市立博物館へ『松方コレクション展—松方幸次郎 夢の軌跡—』を見に行き、ホテル北野プラザ六甲荘に宿泊した。翌朝、K 君にそこへ来て貰い、10 時頃から小一時間話し合い、カフェ・フロインドリーブ本店で昼食を共にしてから別れたのである。なお、六甲荘には K 君の最初の教え子の一人が、支配人を定年になった後も顧問として務めており、K 君が前日に私が泊まることなどを電話連絡したため、夕食にサービスがあって、恐縮した。

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